石川県も金沢港などで検査が行われるようになったヒアリ。ヒアリが中国コンテナから次々と送られてきていて、それは陰謀説も。ヒアリの危険性や死亡例はどうなのか。実際の中国の現状は、日本のニュースが流れているくらいだけみたいだ。話題のヒアリの標本が8月13日から10月9日まで白山市にある石川県ふれあい昆虫館で展示される。
ヒアリとは
ヒアリ(学名・Solenopsis invicta、別名・アカヒアリ、火蟻)とは南米大陸原産のハチ目(膜翅目)・アリ科・フタフシアリ亜科に属するアリの一種。世界の侵略的外来種ワースト100選定種で、特定外来生物にも指定されている。英語名は“Red imported fire ant”、単に“fire ant”と言う場合、トフシアリ属(英語版)のアリ全般を指すこともある。主にアルカロイド系の毒と強力な針を持つが、人間が刺されても死ぬことはまれで、痛み・かゆみ等の軽度の症状や、体質によりアレルギー反応や蕁麻疹等の重い症状が出る場合もある。命の危険があるのは、アレルギー症状の中でも特にアナフィラキシーショックが起きる場合で死亡することもある。そのため殺人アリと呼ばれることもある。(引用:Wikipedia)
テレビやニュースでヒアリが中国コンテナから次々と一緒に入ってきているということだが、世界侵略的外来種ワースト100選の1種ということで、確かにちょっと危ないなと感じますよね。
でも、アレルギーのある人以外は、死に至ることはなさそうです。
とは言え、重い症状が残ることもあるので気をつけたいところ。
中国では死者?
中国では死者は出ていないそうです。
- 台湾や中国でも死亡例は確認されず、HPなどから該当する表現は削除された(引用:Livedoorニュース)
ということで、意外にも出ていないそうです。
昆虫館がヒアリの標本展示 生態も解説、石川
石川県ふれあい昆虫館(同県白山市)は9日、南米原産の強毒アリ「ヒアリ」の標本や生態を解説したパネルの展示を13日から始めると発表した。標本は台湾で捕獲された女王アリ1匹と働きアリ6匹。大きさ3~8ミリで、金沢市の昆虫研究家が入手、昆虫館に協力した。専用ケースに入れ展示し、パネルでは、生息分布や生態を分かりやすく紹介するとしている。 担当者は「ヒアリが問題になっている今こそ、どういう生き物なのか勉強してほしい」と話している。(引用:産経フォト)
そんなヒアリが、石川県ふれあい昆虫館で期間限定で標本・生体の開設が展示されます。
この機会に、世界の侵略的外来種ワースト100選定種で、特定外来生物にもなっているヒアリの展示を見に行ってはいかがでしょうか?
ふれあい昆虫館の営業時間・アクセス方法
住所:石川県白山市八幡町戌3
電話:076-272-3417
定休日:火曜日(祝日の場合は翌日、大型連休や小学校のお休み期間中はのぞく)及び、年末年始(12月29日~1月1日)
営業時間:4月~10月はAM9:30~PM5:00
11月~3月はAM9:30~PM4:30
明日使えるアリトリビア知識
・アリは10cm落ちた時点で終速度の法則により、どんな高さから落ちても死なない
・地上の働きはすべておばあさん
・オスアリは、女王アリと交尾するために生まれ、交尾すると死ぬ。
おわりに
最近なにかと話題のヒアリ。石川ふれあい昆虫館で、貴重なヒアリが見れるともなれば、是非とも話題のアリを見に行けるチャンスではないでしょうか?
この夏は、ドライブがてら、白山にある石川ふれあい昆虫館にぜひ足を運んでみては?
また、実際にふれあい昆虫館にカブトムシを見に行った記事もありますよ!

金沢育ち、金沢在住の30代。金沢の情報やイベントをはじめ、雑記ではありますが気になることなどを書いていきます。
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