石川県金沢市にある21世紀美術館で2018年10月18日〜28日までの10日間で「ダイアログ・イン・ザ・ダーク」というイベントが行われる。視覚をなくした中でどういった体験ができるのか、体験型のイベントで1日8回開催されて(金曜と土曜日は10回、最終日は6回)で、各回10名が定員。料金は3500円でチケット制。体験を通して新たな気づきが見つかるかもしれません。
ダイアログ・イン・ザ・ダークとは?

参加者は完全に光を遮断した空間の中へグループを組んで入り、暗闇のエキスパートである視覚障害者のアテンドにより、中を探索し、さまざまなシーンを体験します。その過程で視覚以外の様々な感覚の可能性と心地よさに気づき、コミュニケーションの大切さ、人のあたたかさなどを思い出します。
1988年、ドイツの哲学博士アンドレアス・ハイネッケの発案によって生まれたダイアログ・イン・ザ・ダークは、世界41カ国以上で開催され、800万人を超える人々が体験。何千人もの視覚障害者のアテンド、ファシリテーターを雇用してきました。日本では、1999年の初開催以降、東京と大阪「対話のある家」を中心に開催、これまで21万人以上が体験しています。
また、2010年からは、チームビルディング、コミュニケーション促進などの企業研修(ビジネスワークショップ)としても利用され500社以上が導入。日本唯一の暗闇研修としても注目されています。
北陸初開催となる本展覧会では、「工芸」をテーマにしたオリジナルプログラム「暗闇で感じる工芸」を開催します。
開催費用の一部はクラウドファンディングのウェブサイト「FAAVO(ファーボ)石川」で近日、出資の受け付けを始めるそうです。
90分の体験
![]()
「暗闇の中では自分から声を出したりアクションを起こしたりしないと存在がなくなってしまう。互いに会話を重ね、気付きを得る体験となる」。今回の主催団体の一つ、一般社団法人「ユニバーサルデザインいしかわ」の安江雪菜専務理事は説明する。視覚を失い“日常的な暗闇”を経験している視覚障害者が案内役を務めることで、参加者にはさまざまな気付きを促すことができるという。(引用:中日新聞)
いいった90分間どんな体験ができるのか、体験したことのない人にとっては未知の世界になりそうです。
開催は10日間。1日8回開催されて(金曜と土曜日は10回、最終日は6回)で、各回10名が定員となっている。
詳細情報
開催期間
2018年10月18日(木)〜28日(日)
開催場所
金沢21世紀美術館(Google Map)
料金・参加方法
3500円のチケット制
※チケット発売開始:2018年9月13日より公式サイトで販売中。
※小学生未満参加不可。
「公式サイト」「公式Facebook」でも要チェックです。
他県での開催に参加した人たちの反応は?
おわりに
本来当たり前のように見える視覚が失われた時は、あなたはどのように対応できるでしょうか?
チケット制で料金は3500円と高めですが、90分というボリューム。金沢では、「工芸」をテーマにしたオリジナルプログラム「暗闇で感じる工芸」というテーマもどういったものなのか気になりますね。
小学生以上だと親子での参加も可能です。是非とも、普段できない貴重な体験型イベントに参加して見てはいかがでしょう?
新たな気づきが見つかるかもしれません。

金沢育ち、金沢在住の30代。金沢の情報やイベントをはじめ、雑記ではありますが気になることなどを書いていきます。
コメントを残す